部屋の広さを一瞬で判別するコツ

日本では部屋の大きさを畳の大きさで表しますよね。6畳と言えば畳六枚分の大きさなわけです。洋間だと同じ音ですが「6帖」と表記が異なるわけですが、広さは変わりません。和室だと畳を用い、洋室だと帖を用いるという違いだけです。和室ならば畳の枚数を数えればすぐに広さがわかるのですが、洋室だとそういうわけにはいきません。そこで、今回は洋間でも一瞬で広さがわかるよう、そのコツをお教えいたします。

基本は畳一枚の大きさ

日本の家屋は尺貫法に基づいて建てられています。尺貫法とはなんぞや?という方には後ほどご説明しますので、とりあえず先に進みます。畳はご存知のように長方形をしていて、短い方が半間(はんげん)、長い方が一間(いっけん)となります。半間はざっくり90cm、一間は180cmと覚えておくといいでしょう。和室6帖ならばこの畳が6枚並べられます。一般に6畳は長方形で横一間半(270cm)、縦二間(360cm)となります。一間半というのは畳一枚と半分という事。つまり、半間が三つ分なのです。つまり、畳の短い部分を三枚横に並べたイメージです。二間は畳の長い方を縦に並べた長さなので、畳を縦に二枚並べ、それが横に三組あるのが6畳と言う事です。

では洋室は?畳がないからパッと見わからないじゃんという方。安心して下さい、畳に代わる目印があります。典型的なのは窓。窓一枚は半間です。例外ももちろんあるのですが、多くの場合は半間になります。窓は引き違いの二枚一組がほとんど。だから一枚の長さがすぐにわかるわけです。

この部屋は窓何枚分かな?と見渡せば、縦横の長さはすぐにわかるのです。

窓以外だと扉もある程度の目安にはなります。扉の横幅は半間にちょっとかけるくらい。80cmくらいが多いでしょうか。扉の横幅にちょいたしした目見当で部屋を見渡すと、縦扉何枚分、横扉何枚分というように部屋を半間単位で仕切る事ができます。

部屋大きさを一瞬で判別するコツはそう、半間ごとに部屋を区切る事です!

実はこのやり方は間取り図でも使えます。間取りには窓も表記されていますよね。部屋の外周が実線で描かれ、開口部が中抜きになっています。ほとんどの間取り図では部屋の多きさも描かれていますが、もし書かれていなかったら窓何枚分かで考えれば広さもわかります。

形から推測する

お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、4.5帖なら正方形、6帖なら長方形という風に、部屋の大きさごとに典型的な形状があります。和室ならほぼ形状で広さを判断しても間違いないでしょう。洋室だと割と自由に縦横の長さを変更しているので、精度は落ちますが、大体の大きさを把握するには役立ちます。

正方形だと4.5帖や8帖を想定します。小さな正方形だと4.5帖だな、これは大きいから8帖だなと推測します。長方形だと6帖です。LDKで16帖というのもありですが、一瞬で判断するのなら6帖一点でしょう。

洋間ですと、畳の大きさにこだわらなくてよいので、5.25帖だとか、14.5帖だとか無数です。ですから、実際の所は上記4.5帖、6帖、8帖くらいにしか使えない判別方法とも言えます。

それでも、上記三つの間取りは頻繁に見られるものなので、覚えておいて損はないと思います。

2017年09月25日